
糸は、糸に含まれる繊維成分に応じて、純紡績糸と混紡糸に分けることができる。
(1)純紡績糸:同じ短繊維からなる糸、繊維が単一で、糸の特性が予測でき、加工が簡単で、混紡割合や適合性の問題を考慮する必要がない。例えば、純綿糸、毛糸、粘着繊維糸、アクリル糸、ポリエステル糸など。
(2)混紡糸:2種以上の繊維を混紡してなる糸。異なる繊維の利点を結合し、単一繊維の不足を補うことができる。混紡糸は一般的に繊維含有量の減少順に各繊維の名称を出し、名称の前または後に繊維含有量のパーセンテージをリストする、製品のそれぞれの繊維含有量が同じである場合、繊維名は天然繊維、再生繊維、合成繊維の順に配列される。例えば、65/35スクラバ/綿混紡糸、50/50毛/スクラバ混紡糸、50/35/15スクラバ/粘/ニトリル混紡糸など。
3)撚り糸:糸強度及び弾性が高く、変形しにくく、高速運転と長時間使用中に安定を保つことができる。異なる成分の糸を結合(加撚)して糸を形成し、例えば真糸/綿糸を交撚する。